こさぶろう
≪2012年以降の日記を読む こさぶろう日記 2009年の日記を読む≫
**来月で11才になります**

2012年4月某日

今日は 天気がいいので、久しぶりに一の瀬園地までロング散歩に出かけました。
雪はほとんどなくなっていて、誰もいないし
道路はあったかくてとても気持ちが良かった。

なぜか主人はクシャミをずっとしていました。

一の瀬の小川に着いたら、主人がつなを外してくれたので
小川に飛び込んで遊んでいました。
主人が「こさぶろう まだ寒いから あんまり水浴びすると風邪をひくぞ。年をかんがえろ」
「5か月も風呂に入っていないんだから いいんだ。
どうせ夏のくそ暑い日まで水浴びできないんだから
今日はいっぱい小川の中に入っておくんだ ワーイ!ワンワン!ワーイ!水浴びだー!」

主人は待ちきれなくなって「ミズバショウを探しに行こう」というので
川から上がって まいめの池まで見に行きました。
池はまだ表面の一部が氷っていて
ミズバショウのかけらもありませんでした。

でもまいめの池から 乗鞍岳の真っ白な姿がきれいだった。
主人は「こんな遠くまでわざわざ見に来て がっかりだなあ」と言っていましたが
帰りの道路ぎわの湿地に シモヤケしたミズバショウを発見することができました。
楽しい遠足の一日でした。
また行きたいワン。

10才になりました^^


2011年 12月某日

今日もすごく寒い。

11月に主人が僕の部屋や縁側の床にじゅうたんを張ったり窓にビニール板を入れたり、すきま風が入らないようにしてくれたけど、 僕がいつでもオシッコができるようにドアを開けてあるので外のように寒い。

主人に「オシッコしないからドアは閉めてくれ」と言っても
「部屋の中でオシッコやウンコをされたら困るから
こさぶろうがいつでも外に出れるようドアは開けてあるんだ」
「だから ガマンするから 閉めておいてくれ」
「寝るときまで閉めるわけにいかないからガマンしてくれ」
「じゃあ何のためにすきま風を防いだんだ。
ドアからどんどん冷気が入ってくるじゃないか。閉めてくれ」

「ところでこさぶろう、最近オシッコをするのに時間がかかるなあ。
夜の散歩のときなんか、お前のオシッコを待っているのが寒くてたいへんだぞ。
何とかならないのか」
「ならない。このごろオシッコがなかなか出なくて困ってるんだ」
「こさぶろうは夜の短い散歩のときでも、サウスコルの玄関で1回、
けやきの曲がり角、金山ヒュッテの前、メープルの手前、ひこうき雲の前、
観光センターのトイレの横、アルムの曲がり角で必ずオシッコするでしょ。
−10℃くらいの寒い風が吹いているときは、待っている方はつらいぞ〜」
「寒い夜に足を上げて、なかなか出てこないオシッコをする方がもっとたいへんなんだ。バカタレが。」

「今年は寒いけどなかなかスキー場に雪が積もらないねえ」と言って
主人は縁側のドアを開けっ放しにして行ってしまった。

「寒いから庭でオシッコしようっと!」
真っ白な乗鞍岳がまぶしいワン!

満開のサクラが僕の体にもつもってしまう。


2011年 5月某日



満開のサクラが散り始めて、雪のようにテニスコートに降ってくるので、僕の体にもつもってしまう。
雪のように溶けないから 主人が花びらを払ってくれる。
「こさぶろう 5月は花がいっぱいできれいだね。
桜が散っても 今度はすももの白い花が満開になるね。
ところでサウスコルの桜だけど 川沿いの桜はピンク色だけど
玄関の桜は最初はピンクだったけど 年々白色になってきて変だね。
こさぶろう どう思う?」

「そんなこと考えたこともないし この先も考えないと思う」
「私が思うには こさぶろうが散歩のたびに玄関横のサクラにオシッコをかけているだろう。
今年の5月3日でおまえも10才になったから 10年間 玄関横のサクラは
こさぶろうのオシッコの強烈な尿素の作用で花の色が白くなってしまったんだと思う。」

「それはいいがかりだ!僕はサクラだけじゃなくてイチイの木にも
スモモの木にもまんべんなくしてきたから
イチイの実が赤から白になったか
すももの花が白からムラサキに変わったか!イイかげんなことを言うな!」

主人は「私は天気が良いうちに屋根のペンキをぬらなくちゃ。
今年は暑くなるぞー」と屋根にのぼって行きました。

5月から昼の散歩のコースが変わりました。
サウスコルの前の川に沿って遊歩道ができて
川の音をききながら歩くことができます。
土の道はアスファルト道路と違って 冷たくて気持ちいい。
主人はフキノトウやこごみを採りながら散歩しています。
遊歩道沿いに乗鞍の人が協力して 去年と今年と桜の木をいっぱい植えました。
去年の桜の苗木は少ないけど 小さな花を咲かせています。
「こさぶろう 3年もしたら きれいな桜並木ができるぞ。
桜の苗木にはオシッコをかけるなよ」
「ウルサイワン」


2011年 冬 某日

寒中お見舞い申し上げます。
「夏が暑ければ暑いほど、冬はその分寒くなるんだ」と主人のあてずっぽうの予想が大当たりしてしまって、毎日日記も書く気にならないほど寒い日が続いています。
今朝も−15℃でした。

主人は去年の春に「とんでもなく暑い夏がくるぞ」と屋根に水をまく装置を6月に作って、7月から屋根に水をまいて、夏中家を冷やしていました。
昼の2時頃はサウスコルだけ雨が降っていました。

秋になって暑さも終わると、また好きな予想を始めて、11月ごろ主人は「今年の冬はものすごく寒くなるぞ」と薪ストーブのエントツ掃除を何回もしていました。
そして僕の部屋も床が隙間だらけだったので、
分厚いカーペットを打ちつけたり、壁のすきまには板を張ってくれました。
「これで今年の冬はだいじょうぶだね」
「こさぶろう 良かった 良かった」と主人も僕も安心していたのですが
そんなもんではこの寒さは、とうてい防げるものではありませんでした。
飲み水や牛乳も残しておくと、全部凍ってしまって
一気飲みしなくてはなりません。
夜の散歩の時、僕は足が痛くなってしまって、びっこになると
主人は「こさぶろう だいじょうぶか?−10℃以下の散歩はつらいなあ どう思う?」
僕は夜の散歩はすきなので、やめられては困るけど


あんまり寒い日はオシッコだけにしてもいいかなあと思って
主人に中止の合図をすることもあります。

ところで、最近夜の散歩のときに道に出ると、カモシカのテッちゃんが
サウスコルの玄関周りのイチイの葉を食べに来ています。
初めてのころ、僕がとびかかっても
テッちゃんは全然逃げずにイチイの葉を一生懸命食べているので
主人も僕もあきらめて、ゆっくり食べてもらうことにしました。

主人は「山では雪と寒さで食べるものがないから、しょうがないなあ。
どうせ秋にはイチイの伸びた葉は刈り取るので、バランスよく食べてくれれば助かるよなあ」

主人があんまり雪が降り続いていた日に、心配になって
夜中の2時頃 外の様子を見に出てみると
カモシカが玄関横のイチイの葉を食べていました。
徹夜でそれも2時頃だったので「徹二」と名付けたそうです。
それ以来 カモシカのテッちゃんと呼んでいます。
隣のけやき山荘のイチイや、川側の急斜面で葉を食べています。
昼間もよく出てきて、お客さんも「全然怖がらずに堂々と食べていますね」と感心しています。

主人は「無事に冬を越して春は山に戻っていってほしい。
一年中イチイを食べられたら葉っぱがなくなってしまうからなあ アハハハー」
「早く春が来ないかなあ ワン」


9才になりました^^



2010年9月某日

暑い。とにかく暑い。
僕が乗鞍高原で何回目かの夏だか忘れちゃったけど、今までで一番暑い。
縁側にいると、日に当たって暑くて死にそうなので
小屋の一番奥でじっとしているしかない。
太陽が沈むまで毎日毎日がまんしている。
主人が遠くで「こさぶろう こさぶろう」と呼んでいるが
縁側に出るわけにはいかないので、じっと聞こえないふりをしていた。
「こさぶろう どうしたんだ。体の具合でも悪いのか」
「悪い」
「今日もめちゃくちゃ暑いなあ」
「わかりきった事を言うな。暑いから縁側には出ない。
日が沈むまで口もきかない。しっぽもふらないから僕にかまわないでくれ」
主人は「今年の夏の暑さは私が何年生きてきたか忘れちゃったけど
今までで一番の暑さだと思うよ こさぶろう」
「それはさっき僕が同じことを言ったから言うな 考えるな」
「散歩はあんまり暑いし、アスファルトの道路が熱くて
こさぶろうがかわいそうだから今日はやめようか」
「やめる。頼むから話しかけないでくれ」
「あんまり暑いから、今日は大きなタライに水をいっぱいためて
こさぶろうに水浴びをさせてやろうと思ったのに残念だなあ。
こさぶろうは黒い毛皮をいっぱい着ているから
水浴びが一番気持ちいいと思ったのになあ。
こさぶろう やめとく?」
「水浴びはする。すぐするから準備してくれ 頼む」

主人は芝生の上に大きなたらいを置いて
冷たい水をいっぱいためて準備してくれた。
僕はうれしくてうれしくて
前足で水をばしゃばしゃ跳ね飛ばして水浴びをしました。
その日から昼の散歩はやめて水浴びをしました。
主人は「お盆が過ぎれば涼しくなるからそれまでの辛抱だよ」と言っていましたが
それは真っ赤赤なうそでした。
その後 ずっと暑くて、9月に入っても毎日毎日毎日暑い日が続いています。
早く涼しい気持ちいい秋の空気君 来てくれ〜ワン


2010年4月某日

また 雪が降った。

暖かくなって、僕の毛が抜けてきたと思ったら、
大雪が降って、ものすごく寒くなって また冬毛が生えてきて
またクソみたいに暑くなって
今日はまた寒くなって 雪が降っている。

お客さんも 桜が見たくて来たのに、雪が降ってきて
サウスコルの桜のつぼみが中々大きくならない。
主人も散歩の時、サンダルで行くか防寒長靴を履くか迷っている。

今日は寒いので、縁側に布団を敷いて昼寝をしていたら
主人がやってきて
「こさぶろう 一の瀬の水芭蕉が雪で黄色くなっちゃったぞ。
サウスコルの花壇のミニバラも一度目の大雪は耐えていたのに
二度目の雪でついに力尽きて 枯れてしまった。
エーン(涙) カインズホームで10株も買ってきたのに
イカレ天気のバカヤロー!
これ以上暑くなったり寒くなったりしたら、私もイカレてしまうぞ。
こさぶろうもイカレないように気をつけなさい」

「僕は全然大丈夫だ。こんな天気に負けていたら
乗鞍では生きていけないんだ バカタレが」

「そんならいいけど、この間縁側から足を滑らして落ちたろう。
テニスコートのネットを張ったら、ネットがないと思ってぶつかったろ。
さっき くしゃみをした時、その勢いで
あごを床にしこたまぶつけていたけど
こさぶろうは大丈夫なのか 熱があるんじゃないのか?」

「ウルサイ!人の事より自分の事を心配しろ。
どこの世界に4月の乗鞍で外にバラを植えるバカがいるか アホタレ」

主人は冬の長いコートと防寒長靴、帽子をかぶって
僕と昼の散歩に出かけて行った。

2010年2月某日

主人は毎晩 寝る前に僕の首筋から腰まで指圧をしてくれます。
スゴク 気持ちいい。
「こさぶろうも年だから、首のあたりがこっているな。
何か悩みでもあるのか」
「ナイ」
「それならいいけど、あんまりおやつばかり食べると
体に良くないぞ。少し減らすか」
「ヤダ」

「ところで こさぶろうは生まれ変わるとしたら
何になりたい?
私はコンドルになって空を飛んで自由に暮らしたい。
こさぶろうは何がいいんだ」
「僕はやっぱり次も犬がいい。
アルムのチーくまも犬が一番いいと言っていた」

「そうか。私のような人間になりたくないのか。
人間もいいぞー」

「絶対にイヤだ。僕は忙しすぎるのはキライだ」

「そうか 毎日3回も散歩して、朝晩はキャベツ入りの
おいしいごはんを食べて
昼の散歩の後はおいしい横内牛乳をいっぱい飲めるしなあ
寝る前には毎日指圧してもらって
私も犬になりたくなるよ」

「散歩のときに会った金山ヒュッテのとよおさんも
”私も犬になりたいよ”と言っていた。」

「こさぶろう、夜の散歩に行くぞ!」

すごく寒いけど 満天の星空が見えた。

≪2012年以降の日記を読む 2009年の日記を読む≫