こさぶろう
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2008年
今年で7才になりました。
12月某日

今年の冬は暖かくてよく眠れます。
乗鞍は最近クマだけでなくサルやイノシシが出現して
僕がしっかり見張っていなくてはなりません。
それでサウスコルが休館になってから警察犬学校で訓練を受けてきました。

先日、主人がオレンジペコのボスの子どもの花子を連れて来ました。
「こさぶろう 花子はまだ生まれて2か月もたっていないけど
おまえのお友達にと思って連れてきたんだけど、どう思う?」
「いきなり連れてきて、お友達になれと言われても困るワ」
「でも かわいいぞ」
「困るワ」
「ひとりで外を見張っているよりも、花子と一緒に遊べば毎日楽しいぞ」
「困るワ」
自分が花子をかわいがりたいもんだから、
主人は僕にことわらずに急に連れてきて!ふざけるな!
僕は憎らしくなって、主人に抱かれている花子をつついて
膝から落としてやりました。
主人は「まだこんな小さい子をいじめてどうするんだ。バカタレ。
おまえはもうすぐ8才になるんでしょ?なかよく暮せないのか」
「無理だワ!」
「冬は寒いから、夜はこさぶろうが抱いて寝てやらないと、花子は死んでしまうんだぞ」
「できないワ!」
僕は悲しくなって横を向いてしまいました。

主人はじっと僕の方をみていましたが
「いきなり連れてきたのは悪かった。今回はオレンジペコに返してくる。
こさぶろうもよく考えて、花子と一緒に暮らしたくなったら 言いなさい」
主人は残念そうに花子を抱いて、あっけなく出て行ってしまいました。

その後主人は2,3日さびしそうだったけど
忘年会で二日酔いになったら、普段どおりになりました。
本当は僕も友達がいた方がいいし
花子も小さくてすごくかわいいので
気持ちが整理できたら一緒に暮らしたいと思う。

今日も雪じゃなくて 雨がふっています。


5月某日

5月3日を迎えて、僕は7才になりました。
誕生日からご飯が変わりました。
あまりおいしくないので、主人に文句を言ったら
主人は「お前は人間で言うと56才だから
これからはあまり油っこいものは食べてはいけないのだ。
これ以上太ってはいけないのだ。」
「あんたに言われたくないワン」
「来年の5月になるとこさぶろうは私と同じ60才だから
2人で還暦のお祝いをしよう。
一の瀬で焼肉パーティーだ ワハハ」
「ワーイ ワーイ 絶対忘れるなよ!!!」

今日は天気も良いし、前祝いにと主人は冷泉小屋まで連れていってくれました。
三本滝を過ぎてどんどん登って行くと
だんだん雪が出てきて、道路わきの雪の壁はどんどん高くなっていきました。
廊下の中を歩いているみたいで、周りの景色が何も見えないので
上に出ようと雪の壁に何度も飛びついたけど
上にあがることが出来ませんでした。
「こさぶろう 少し寒くなってきたし、疲れてきたから戻ろう」
往復5時間を歩いてサウスコルに着きました。
主人も僕もくたくたになりました。
でも楽しい一日でした。
早く来年の5月にならないかなあ ワン





2007年1月 今年5月で6才になります
いのしし年のこさぶろう


あけましておめでとうございます
2008年2月某日

毎日とっても寒くていやになっちゃう。
今日も縁側で丸くなっていたら、主人がやってきて
「こさぶろう 今日も寒いね。朝は−15℃だったぞ。お前は寒くないのか」
「寒いわ バカタレ。水も凍っちゃって飲めないんだゾ」

今年は寒い日が続くので、主人がセントラル技研に頼んで
縁側の出入口にかかっていたお風呂用のカーテンを、サッシ戸に変えてくれました。
それでも、夜になると寒いので
主人は寝るときに毛布の下にホッカイロを2つ、いれてくれた。
新しいのを1つと、昼間 主人が使っていたのを
「まだ使えるハズだ」とケチっていれてくれた。

毛布の上に寝ると、とってもあったかでうれしくなった。
だけど、夜おなかがすいたので、カイロを1つ食べてしまいました。
朝 主人に「おなかが痛くて気持ち悪い」と言ったら
「カイロは食べるものではない。何を考えているんだ。
おなかの中がやけどしてしまうぞ。バカタレ。
もうカイロは入れてやれない」

せっかく夜はあたたかく寝れると思ったのに・・・
早く春が来てほしい。
警察学校がなつかしい。
乗鞍は寒すぎる・・・ アーメン

2007年5月ごろ



こさぶろうも6才になりました。

2007年7月某日 no.2

毎日雨ばかりでやんなっちゃうワーン
主人の散歩も短縮コースばかりで、どこにも連れていってもらえない。
縁側でふて寝していたら、主人がやってきて
「こさぶろう どこか遠くへいきたいねえ」
「あったりまえだ!」
「機嫌が悪いね。晴れたら乗鞍岳まで歩きに行こう」
「どうせ晴れやしない。5月、6月はいつも晴れていたのに 一の瀬にも山にも行かなかったじゃないか」
「そうだったねえ。5、6月はお客さんも全然いなくて、毎日ひまだったのになあ」
「なあ、じゃないワ バカタレが」
「どうして行かなかったのかなあ。組合の会計係になったから
何か忙しかったなあ。どうしていけなかったのかなあ」
主人は雨の方をずっと見ていた。
僕は主人がボケてしまったのかと思った。


2007年7月某日 no.1

昨日、女のお客さんに「こさぶろう君はおじさん顔になったね」と言われました。
僕は自分の顔が見えないので、主人に聞いたら
主人は「そうだなあ・・こさぶろうは最初からおじさん顔だったから
私にはそんな変わった風には見えないけど
お前も6才を過ぎたから、顔はともかく
もっと大人にならなければいけない」

僕は「りっぱな警察犬で毎日縁側で見張っているじゃないか。
自分こそもっとやせた方がいいぞ」

「毎日見張ってくれてるのは感謝しているが
子どもみたいに突然飛びかかってきたり、
雨具のフードをひきちぎったり
テニスボールはひとつひとつかみくだいてしまうし 私のサンダルは持っていってしまうし、いいかげんにしてほしい」
主人がえらそうに言った。
「僕は小さい時からずっとそうしてきたから、急にはやめれない。
自分こそ直すところがいっぱいあるじゃないか」

主人はテニスコートのまわりの草むしりを始めました。
草むらにテニスボールを発見したけど
今日はガマンしました。





僕が先頭でラッセルしました

2007年1月某日

今日もすごく寒いので縁側で丸くなっていたら、主人がやって来て頭をなでながら
「こさぶろう君 寒い?」
「寒い」
「冬は寒くてイヤだね!雪かきもあるし
こさぶろうは夏と冬とどっちが好き?」

「夏は暑くて毛がいっぱい抜けるからきらいだ。
冬は雪の中で遊べるし、雪のにおいが好きだから1年中冬でもいい!」

「こさぶろうはそうだよね。私は昔、丸太をチェーンソーで切って
斧で割って自分でいっぱいまきを造っていた頃は冬のほうが好きだった。
その頃は雪かきもすごく楽しかったんだけど
だんだん冬のほうがつらくなってきちゃったなあ」 僕は「もっと雪の中で遊びたいな。今年は一の瀬に歩くスキーに一度も連れてってもらってない」
「夏はこさぶろうのビスケットを持てばすぐ行けるけど
冬はビスケットの他にこさぶろうの水と私ののど飴と熱いほうじ茶をザックに入れて
防寒ズボンと上着を着て、毛糸の帽子と手袋をして、
防寒長靴をはいてスパッツをして外に出たら
もうそれでくたくたに疲れちゃって歩くスキーまで行けないんだよね。
でも明日は天気が良さそうだから歩くスキーに一緒に行こうか」

「ほんと?うれしい!」

夜は星がいっぱい出ていて明日のことを考えたらうれしくて中々寝れませんでした。

そして次の日快晴の中一の瀬に歩くスキーに行きました。
とても楽しかった。
はじめましてに載っています


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